kyokubi_mark Asahikawa Vinyl Co.,Ltd. 株式会社 旭川ビニール

あなたのアドバイザーとしてお役に立ちたい。


ごあいさつ

弊社は今年で設立から60年、創業からは67年を迎えることができました。これも一重にお客様、メーカー様、商社様のご理解・ご協力と、これまで会社を“紡いでくれた”社員・元社員のお陰と心から感謝しております。

最近、M&Aのお声をかけてくださるようになり大変有難いことと感謝しつつ、私はまだこれから10年は社長/会長としてやるつもりでおります。

その1番の理由は、私は社長になり11年が経過し、やっと“精鋭”の社員が揃ったことです(私が社長を始めた時、社長友達からは「人を集めるのには10年はかかるぞ」と言われましたが、全くその通りでした)。この“精鋭”の社員は、ビニールハウスの見積り・設置、(主にハウス内の)野菜の肥料設計、更に昨年10月に導入・開始されたインボイス制度、この1月に改正された電子帳簿保存法に関し、お客様の経営コンサルタントとしてお役に立てる準備が整っています。

2番目の理由は、その「ビニールハウス」、「肥料」の知識と経験、「インボイス制度・電子帳簿保存法」に対する新システムを後世に伝えていかなければならないからです。それは、単に弊社内にとどまらず、日本の若い農業の担い手の方にもです。その伝達手段として、ネットワーク環境を利用した会社ホームページのブログやFacebookを通して情報提供をしてきましたし、これからも行います(「旭ビ教養講座」は次回は第77回になります)。

「ビニールハウス」に関しては、スタンダードなハウスは勿論、普通では見られないようなハウスまで建てた経験を持ち、そして最近では“自動見積もりプログラム”を共有させて頂いております(「第76回 旭ビ教養講座」)。

「肥料」に関しては、元弊社顧問の高田が平成元年(1989)頃から行ってきた「施肥設計」の知識と経験を社内だけでなく、これからの若い世代の方たちにも伝えていかなければなりません(HP:「肥料」“肥料チーム発足10年目”)。

昨年10月に導入・開始された「インボイス制度Invoice reporting」ですが、これは、消費税の仕入税額控除の方式の一つで、課税事業者が発行するインボイス(請求書・納品書など)に記載された税額のみを仕入税額控除することができる制度のことです。昨年1月時点では経済協力開発機構(OECD)加盟国で日本とアメリカ合衆国だけが国内取引にインボイス制度を義務化していませんでした(尤も、日本もアメリカも国外取引きにはインボイス又は電子インボイスを導入していました)。弊社は60年以上お世話なっている税理士法人エール(前身の尾田税務事務所とは平成11年から、加藤税務事務所とは昭和38年から)に税務管理を委託しTKCシステムFX2はすでに弊社PCにインストールしておりましたので、インボイスへの対応は容易でした。

また、この1月に改正された「電子帳簿保存法」により、領収書の保存はこれまで紙での保存は認められなくなり、電子保存しなくてはならなくなりましたが、弊社の電子保存に対応したシステムはすでに完成し、kyokubi-iv@outlook.jpまで、お客様のお名前と5桁のお客様コードをお送りいただけましたら開始できます。

ところで私は一昨年から北海道農業資材商業会(北農商)の会長になりましたが、その会は農業で使うビニール/POやマルチフイルムの等の廃プラの適正処理を指導・啓蒙し、強いてはCO2排出削減をその究極の目的としています。昨年12月にドバイでCOP28が開催され、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて「化石燃料からの脱却」ということで合意が得られましたが、我々1人1人がCO2排出削減に貢献出来るアクションもあります。ご興味のある方は、「第74回 旭ビ教養講座・・我々1人1人が取り組める最も身近なCO2排出抑制/紙の3R、pdfファイル化・写メ、節電、“節(牛)肉”」をご覧ください。

それでは、今年も旭ビ(キョクビ)をどうぞ宜しくお願いいたします。

令和6年1月1日
 株式会社旭川ビニール 代表取締役社長
 北海道農業資材商業会 会長
          大谷泰一